世界中から集めた「猫」が出てくることわざを
ねこ写真とともに解説!
■猫が4匹いる(イタリア)
■玄関の猫(スリランカ)
■猫のように足から落ちる(スペイン)
■袋から猫を出す(アメリカ)
■角の生えた猫を待つ(インドネシア)
■猫も茶を飲む(日本)
などなど、猫まんさい!
はるか昔から、人とともに生きてきた猫。
古今東西「ねこことわざ」の数だけ、
「人と猫のドラマ」がある!
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猫は、人類の歴史とともに、あらゆる時代・地域で人と一緒に生きてきました。もともと中東の砂漠地帯に生きていたリビアヤマネコが、人と生活をともにするようになって「イエネコ」になったと言われています。そうして猫の、愛らしさ、有能さ、奥深い魅力が、世界中に広まっていったのです。
まさに「古今東西、人とともに"猫"あり」です。たとえばエジプトのピラミッドの時代には、もう猫は人間に飼われていたようです。そして今では世界中のあらゆる地域で、猫と人が生活をともにしているのはご存じのとおり。(中略)
こんなふうに、世界中ありとあらゆる場所と時代に「猫」は登場します。そして、人々に愛され、その中でたくさんの、猫にまつわることわざや慣用句、言い回しが誕生しました。本書はそんな、世界各地から集めた「ねこことわざ」を紹介したものです。
「ねこことわざ」の世界へようこそ!
(本文「はじめに」より抜粋)