かつて、久語が助けたはずの旧知のソープ嬢・凛が再び、歌舞伎町に戻ってきた。
精神を患う凛の「幸せ」のため、再び凜を救うべく動く久語。
しかし、その前に立ちはだかるのは、ソープのオーナー柏木とその子飼いの弁護士・真下。
倫理と法律、それぞれの分野で、お互いの哲学をぶつけ合う久語と真下。一見、正反対の彼らが持つある共通点とは?
誰もが誰かに傷つけられ、誰もが誰かを傷つけるこの街で、「幸せ」とは何なのか?
そして凛にもらったキーホルダーがきっかけで、久語に歌舞伎町の幽霊の影が迫る!
歌舞伎町の幽霊の招待とその狙いとは? そして久語は凜を救えるのか?
歌舞伎町のアングラを舞台に、金髪・ピンヒール&中卒のギャル弁護士・久語れいなが活躍するリーガルサスペンスの第3巻!