祓魔師・シモンは、“悪魔的”な歌唱力を持った美貌の吟遊詩人・オルフェと出会う。母の故郷に向かうのだという彼の正体を見定めるため、同行を決めたシモン。しかしその晩、オルフェを「鍵」と呼び狙う悪魔に襲われて!?「もう、独りはいやだよ」「オレはお前を独りにしねえ」互いを補い、支えあい、二人は立ち塞がる悪魔たちを剣と歌で祓っていく!アウトローな祓魔師と半魔の吟遊詩人が織りなす痛快バディ物語!電子書籍限定!書き下ろしエピソード「十二の巡る季節の歌」を収録。星都で年越しの祭典『暦巡祭』に参加することになったシモンとオルフェ。準備のさなか、ある悩みを抱えるオルフェだったが――?