あらすじテツコは夫・一樹を亡くしてから、一樹の父・ギフと暮らしている。血縁はないけれど「家族」として暮らす二人。テツコはその暮らしをとても居心地よく感じていた。しかし、テツコの恋人・岩井はテツコと結婚したがっているようで…。人気脚本家・木皿泉のデビュー小説を、漫画界の異才・渡辺ペコが瑞々しい筆致で描く!!
nekobabaa通報5.0さりげない日常の中、不思議な人と人を結ぶ縁人は皆、傷ついたことがあると、また傷つくのが怖いです。だから、後になって後悔することもしばしば。無理するのはいけないけれど、自分自身に驚かされるような、しなやかな強靭さが心の奥底に秘められていることに気づける人は幸いです。原作も作画も素晴らしい作品です。2018/01/12いいね
オリーブさん通報4.0なんか優しい淡々と、ただ淡々と、大事な人を思いながら、思い出しながら日々を過ごしていく、穏やかな感じ。共通の大事な人との思い出の中に、悲しみや楽しかった事、嬉しかった事、気付く事、些細な幸せに支えられて乗り越えていってるのが、地味に淡々と描かれているのだと思う。その地味さと淡々とさが私にはとても良かった。2017/12/29いいね(6)