ジャングルの奥にある真っ赤なピラミッドと真っ白な道。
古代マヤは高度な天文知識や建築技術を備えたマヤ人たちが、王を中心に神を信仰し、栄華を誇った文明でした。
メキシコ南部からグアテマラ、ベリーズ、エルサルバドルの全域、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカの一部を含む、中部アメリカで興った古代都市文明圏をメソアメリカといい、そのメソアメリカの中で特によく知られている文明がマヤ文明とアステカ文明です。本書ではマヤ文明を取り上げて、王や貴族の暮らしだけではなく、市井の人々の生活を豊富なイラストとともに紹介します。
鉄器がないマヤで、あの巨大なピラミッドをどうやってつくったのか、マヤの王さまの驚くべきお仕事、庶民はどんなものを食べて暮らしていたのか、などなど、古代マヤの日常生活に迫った1冊です。