ひとりぼっちのレヴィンは故郷を捨てて、夢の谷で魔女シェランの庇護の下、「夢使い」の修行をしていた。その頃、魔法(夢使い)を忌み嫌うシーエンが谷一帯を支配し、特に魔女の住む夢の谷は破壊されたのであった。
難を逃れたレヴィンと傷ついたシェランは上の領主に保護されるのであったが、レヴィンはいつしか恋い慕うシェランから、真の夢使いを学ぶために、エル・カヴァラートへ行くように請われて旅立つことになる。
旅の途中、レヴィンは歌うたいのシスキンと知り合い、はるかエル・カヴァラートを目指して、旅を続けるのであった…。