35歳の南原タカシは売れないお笑い芸人。相方は田舎に帰ってしまい、アルバイトに精を出す毎日だ。貧乏なため、安い部屋を借りようと不動産屋に相談。驚くほど好条件の掘り出し物を紹介してもらった。タカシは事故物件ではないかと怪しむ。部屋を訪れた女性が連続して淫乱になったことで、それは確信へと変わる。芸人仲間に相談したところ、話が放送作家に伝わり、テレビ番組の心霊企画で部屋ロケが決定。とんとん拍子でタカシ自身も出演することになった。当日、進行役で霊視もできるというグラビアアイドルの東出百合絵がやってきた。取り立てて美人ではなく、顔だけなら中の上というところ。プロポーションはなかなかで、胸元や腰回りのボリュームは際立っていた。しかし、彼女は霊がいないと断言。撮影も打ち切りに。その日の夜、突然部屋にやってきた百合絵は、タカシを押し倒してきて……。