西島哲平は22歳の大学4年生。正月、久しぶりに帰省した。哲平は昔から村に漂う重苦しい雰囲気に違和感を持っていた。実家に入る前、隣の大豪邸に住む老人・柏木孝造に「退屈だったら、今夜、蔵をのぞきに来たらいい」と声をかけられる。これが淫靡な体験の始まりだった。孝造に導かれて、顔も分からぬ女相手に童貞を捨てた哲平。翌日、幼馴染みの夏川麻友と関係を持つ。まだ20歳で、ポニーテールが似合う清純派。今日は赤いチェックのミニスカートに、クリーム色のハイネックのセーターを着ている。しかし、ベッドの中では淫乱で自らまたがってきた。哲平は驚きを隠せない。それでも彼女に恋心を抱いていた哲平は、交際に発展するのではないかと喜ぶ。だが、その日の夜、隣家の蔵を再び覗き見すると、そこには孝造と麻友の姿があって……。