夫婦で北海道旅行に出かけた46歳の池内昭弘。摩周湖を訪れた際に濃い霧が発生し、妻・智子の姿を見失ってしまう。「智子……」名前を呼ぶが返事が無い。不安に思いながら霧が晴れるのを待つ昭弘。しばらくすると視界がはっきりしてきたが、なぜか目の前には別の人間が立っていた。……芝崎美咲。かつての部下で社内一の美人と噂されており、昭弘も密かに想いを寄せていた女であった。昭弘の願望がそうさせたのか、不思議な霧の力で妻が美咲に入れ替わってしまったらしい。信じられない昭弘だったが、宿に戻って美咲の裸体を見て興奮し……。