あらすじ時は江戸時代。32歳の橋本仗助は、半年前に嫁の登勢を亡くした。しかもただの死に方ではない。歌舞伎役者と恋仲になり、川に飛び込み心中してしまったのだ。当時は、浮気も自殺も大罪であり、仗助自身も周りから白い目で見られていた。その罪滅ぼしなのか、登勢の妹である19歳の志乃という女が、仗助の身の回りの世話をすることになった。切れ長で涼しげな目を持つ落ち着いた雰囲気の美人である。志乃に対して次第に恋心を抱いていた仗助は、思わず唇を奪ってしまう。さらに身体を求めると、志乃は処女であり……。