福井県は東尋坊へ、一人旅をしに来た30歳の人妻・高木優子。結婚3年目の夫・信幸の浮気が発覚し、今後の生活を考え直すため、この場所を訪れたのであった。夜、旅館の部屋でくつろいでいると、一人の男がやってきた。昼間に東尋坊で声をかけられた30歳半ばのカメラマン、豊田和夫だった。彼は恋人を病気で亡くし、思い出のこの地に足を運んでいた。酒を飲みながら、お互いの身の上話をする二人。すると突然、豊田が近寄り、優子の唇を奪う。「あっ……豊田さん。いけません!」と拒みつつ、子宮の辺りが次第に火照りを帯びてきて……。