あらすじ29歳のしがないルポライター・志賀慎一郎は、馴れない満員電車に乗っていたところ、痴女に股間を触られてしまう。身動き出来ない車内なので顔は分からないが、その女は妙に馴れた指づかいで彼の股間を愛撫するのだった。たまらず発射しそうになる慎一郎。すると、すぐさまコンドームを被せられ、精子を抜き取られてしまう。(いったい何者なのだ?)生まれて初めて経験する気持ち良さに、茫然とする慎一郎。ところが翌週、ある取材現場で、まさしくあの時の指づかいをする30歳半ばの女性と出会って……。