時は慶応4年。茗荷谷の一軒家に暮らす26歳の戯作者・月影無三は、世の情勢には無関心で毎日のように春本書きに精を出していた。そんな無三のところへ、20歳前後の女武士・仄香が訪ねてきた。どうやらこの場所を、反幕府勢力たちの隠れ家として疑っているらしい。身の潔癖を証明するため、部屋の中に散乱している春画を見せる無三。すると仄香は顔を赤らめ恥ずかしがる。「仄香さんは処女ですね。オマンコは舐められると気持ちいい、とご存じですか?」政治より性器の方に興味がある女好きの無三は、言葉巧みに彼女を床へと誘い……。