あらすじ自らの悲しい不倫の過去を綴った私小説を書き上げた官能小説家の里見正親。隣にいた28歳の女性編集者・神山莉奈は、正親と相手の高階容子との赤裸々な性愛話を熱心に読みふけ、神妙な顔つきでこう言うのだった。「ずっと迷っていました。先生に話すべきかどうか……高階容子は私の姉です」莉奈の話によると、姉の容子は正親との関係が夫にバレ、海外に移住しているのだという。思いもよらない事実を知り、ショックを受ける正親。すると莉奈は「先生、私では姉の代わりになりませんか?」と、おもむろに洋服を脱ぎ始め……。