あらすじスランプ状態から脱出するために北関東の旅館「はづき」を訪れていた、59歳の官能小説家・里見正親。だが筆が進まずに、悶々としながら夜中に岩風呂へ行く。すると、旅館の女将・葉月幸枝も入浴してきた。ここは12時を過ぎると混浴になるのだ。四十路を迎えた熟れた裸身につい見とれてしまう正親。そんな彼の目線を気にせずに、幸枝は“湯かけ祭り”という地元のイベントに正親を誘う。女将の夫は現在、出張で東京にいるらしかった。一緒に出かけた二人だったが、祭りの名前通り、お湯を浴びてズブ濡れになってしまい……。