あらすじ鶯谷のラブホテルで体験した快楽を忘れられず、再び平井と会う真里菜。サディストの平井は、真里菜の顔にまたがって強引にフェラチオをさせるのだった。その行為の中、真里菜は唐突に、実家で飼われていた熱帯魚のことを思い出す。水温調整器が壊れ、熱さのせいであっという間に死んでいった熱帯魚のことを。自分も同じだ……。そう思った真里菜は、夫との離婚書類に判を押し、わずかな金と身の周りの衣類だけを持って、夫と暮らしていたマンションを出るのであった……。