あらすじ真里菜は31歳の人妻。夫との間に子供が出来ず、その結果セックスレスに陥っていた。どこか、心の満たされない毎日を過ごしている中、友人宅へ遊びに行った帰りに、鶯谷で平井という男に「おねえさん、遊ばない?」と声をかけられる。素人ですから、と断る真里菜だったが、平井の強引さに負け、そのままラブホテルへ連れこまれることに。だが、抱き寄せられたときの男の体温が、真里菜の満たされない心を癒すことになる。そう、自分が飢えていたのは、単純に人の温もりだったのだ……。(夕暮れの呪縛 中に続く)