猪俣新吾は支店長代理として博多支店に単身赴任中。学生時代は陸上選手だったこともあり、今でも早朝のランニングが日課だった。ある日、派遣の事務員・藤波月子とバッタリ出くわした。彼女は30代半ばの人妻。会社での月子は化粧気がなく、黒縁メガネをかけていて、目立たない存在だった。しかし、走っている彼女は雰囲気が全然違っていた。黄色い派手なランニングウェア姿に、ポニーテールがまぶしく、豊かな胸とお尻は目を引く。プルプルと震える胸に見入ってしまい、新吾は女として意識してしまう。翌日も一緒に走ることになったが、月子はつまずき、足を捻挫してしまった。彼女をおんぶして家まで送る新吾。背中に触れた胸の感触が忘れられなくなり、その日の夜、再び家を訪問すると……。