官能作家の月影吾郎は60歳。目を覚ますと、見覚えのある四畳半だった。ここは20代前半の頃に住んでいた高円寺のアパート。どうやらタイムスリップしたらしい。精神は60歳のままなのに、肉体は20代に変貌。吾郎はすぐに人生をやり直そうと意気込み、以前はものにできなかった女性たちと逢瀬を重ねていく。今回の相手は数年後に映画で大々的にデビューする女優の高瀬梨乃。まだこの時は大学を出たばかりで、垢抜けない20代前半だった。ボブカットの黒髪で、化粧気のない清らかな顔に清楚なブラウス。しかし艶めかしい巨乳が興奮をそそる。ヌードモデルを辞さない覚悟で、出版社を訪ねてきたところを呼び止め、喫茶店に誘った。吾郎は今後、彼女が大成功することを予言し、「僕を相手に厄落としをした方がいい」と話を転換。言葉巧みにラブホテルへ連れ込む。シャワーも浴びないまま、彼女の身体を舐め回した吾郎。梨乃のアソコからは悩ましい美女の匂いが立ちこめてきて……。