結婚初夜を迎え、31歳の松井翠は今夜のために用意した白い下着とナイトドレスを身につけた。しかし、心の中では不安でいっぱい。なぜなら、今日まで夫の達也に処女だと嘘をついていたからである。夫は以前から結婚相手の条件として処女を挙げていた。もともと翠は社交的な性格で、顔もプロポーションも整っていたから昔からよくモテた。大学時代は20歳も年上のバイト先の上司と不倫関係に陥り、乳首、クリトリス、そしてアナルという性感帯を教え込まれ、時には失神するほど激しいセックスを堪能していたのだ。果たしてそこまで快楽に溺れた自分が処女のふりなんてできるのだろうか。そして、迎えた初夜。我慢し続けるつもりが、乳首を吸われただけで、体は喜びに震えてしまい……。