由利和弘は52歳のサラリーマン。ある日、事務員・和泉志緒里を社用車に乗せて取引先から帰る時に事件が起こった。渋滞に巻きこまれた際、志緒里がトイレに行きたくなったのだ。引っ詰めた長い髪にメガネをかけていて、紺色の事務服が妙に似合っている。年齢は30歳ほどでとても地味な女だった。彼女はついに我慢できたなくなり、仕方なくペットボトルに用を足すことに。車内に響く衣擦れの音。ファスナーを下げる音。和弘は必死に見ないようにしていたが、偶然ルームミラー越しに彼女のあらわな姿を目撃してしまう。秘部こそ見えなかったが、志緒里の表情は羞恥と苦痛で歪んでいた。和弘は言いようのない興奮を覚える。小学生の頃、同級生の女子が隠れて小川で小便をする姿を見てしまって以来、尿に異様な執着が生まれていて……。