ある事件に巻きこまれて、故郷に逃げ延びてきたヤクザの森竜也を出迎えたのは、北陸の激しい吹雪だった。命からがら一軒の喫茶店を見つけ、やっと暖を取る。そこで、店主の妻・塔子と出会った。野暮ったいエプロン姿からもはっきりわかるプロポーション、クッキリした目鼻立ち、色っぽさを漂わせる少し垂れた瞳……。44歳とは思えぬその美しさに竜也は心惹かれる。追われる身で自暴自棄になっていたこともあり、欲望を抑えられなかった竜也は、ひとりになった隙を突いて塔子を押し倒し、強引にレイプをする。最初は抵抗していた塔子であったが、妙な感情が生まれていく。それには理由があって……。