子供の頃から富美子は「可愛い」「美人だ」と言われて育ってきた。しかし、父が大病を患ったことで家庭はつまずいてしまう。そして、いつしか借金まみれになり、昭和31年、17歳で吉原に売られてしまった。半年間、遊郭で雑用係と重宝され、18歳になった富美子。華奢だった体も胸が膨らみ、全体に丸みを帯びて女性らしくなった。だが、吉原に激震が走る。売春法が施行され、遊郭が禁止になるという噂で持ちきりに。富美子は処女のまま、妾として売られることになった。売り物として5人の客の前に通された富美子。服を脱がされ、乳房をさらされ、M字開脚のまま様々な体位を模したあられもない格好を強要される。そのまま秘部をいじられると、味わったことのない快楽に襲われ、思わず身もだえてしまい……。