35歳の井村美央は、仕事帰りに行きつけの居酒屋に寄るのが日課だ。ひとり暮らしで恋人もいない彼女にとって、この寄り道がかけがえのない癒しの時間だった。ある日、そこでアルバイトしている顔見知りの大学生・松永亮に「足をマッサージしましょうか?」と提案される。本気だとは思わずお願いをした美央だったが、翌日、彼は本当に家にやってきた。上下のスエット&すっぴんで迎えた美央を丁寧なマッサージをしてくれてすっかりリラックスする。だが、亮がなぜここまで優しいのか気になり、「まさかと思うけど、私に気があるとか?」と尋ねずにはいられなかった。続いて「Hしたいとか思ってる?」と聞くと、動揺しながらも亮は頷く。年齢が離れすぎて恋愛の対象とは思えない。それでも、異性に求められたのは久しぶりだったので欲望がわき上がり、亮のことを受け入れる。若い亮の荒々しいセックスに驚きを隠せない美央。後腐れの無い関係のはずが、熟れた体は正直だった。いつしか亮への気持ちが高まり、美央は自ら襲いかかって……。