あらすじ時は元禄十三年。貧乏長屋で卑猥な小説を描きながら日々を過ごしている二十歳の無三。そんな無三の家にある日、十七歳になる篠が訪ねてきた。近所の春本屋で子守女として働く愛くるしい美少女は、無三が書いた新作を受け取りに来たのだった。だが、元々彼女のことを狙っていた無三。ひとまず篠を部屋の中に上げ、「女の子の身体の隅々がどうなっているか見ておかないと、次の戯作が書けないから」と嘘ぶいて、生娘の着物を脱がしにかかり……。