官能小説家の今宮と大学教授の森野は学生時代からの親友。生きる世界がまったく違うが、美味しい食事が好きなのは同じで、森野の妻で同じ大学教授の沙耶を加えた3人で定期的に会食をしてきた。しかし、森野が急逝してしまう。今宮は沙耶を慰めるため、月に1回ずつ彼女と食事を取ってきた。2人きりで会うようになってから、今宮は自分とタイプの違う48歳の美しい未亡人に心惹かれるようになった。とはいえ、女好きの自分が、堅い仕事をしている彼女とこれ以上進展する可能性はない。そんな風に自制してきたが、一周忌を過ぎたところで彼女の方からホテルの部屋に誘ってきた。「お願いがある」と沙耶。まず今宮は強引に唇を奪って濃厚なキスを交わす。火照った表情になった彼女は「わたしまだ、オーガズムを経験したことがないの」という。淡泊な森野とは違い、遊び人の今宮は、執拗なクンニや激しいピストンで沙耶に快感を教えていき……。