25歳の摩耶は甘美な感覚に酔いしれ、しばらく放心していた。25歳になるまで年相応に経験があったが、富沢逸朗とセックスするようになってから、世界がガラリと変わってしまった。彼は親子ほどの年の差がある57歳で、富沢電子工業社長だ。中途入社から社長秘書になった摩耶は、彼との不倫関係で本当の快楽を知った。体の相性は抜群。今日も立ちバックで散々突かれてイキまくった。彼が最後に果てたのはアナルの中。様々な性技を教えられ、いろいろな部分を開発されてきた。しかし、摩耶の心には満たされない部分がある。逸朗は中継ぎ社長と揶揄されていて、実権は握っていないからだ。彼と関係を続けていても先はないはず。そんな風に思っていたある日、逸朗からこんな提案をされる。「富沢電子工業を、乗っ取ってみる気はないか?」それに乗った摩耶……。