あらすじ周囲の人々の励ましにより、牧口先生は念願の著者「人生地理学」を出版することができた。そして新渡戸稲造が音頭をとった郷土会が発足し、柳田国男ら新進気鋭の研究者、知識人と共に牧口もメンバーに名をつらぬいた。だが、妻子を抱える牧口の生活は苦しく、北海道での経験を生かし、大正2年4月、小学校の校長に就任。だが、その小学校は貧しい家の子が多く、不登校の生徒もいるようだった…。