あらすじ日暮月光博士の足跡を追うなかで、博士こそ「我素」(がそ)にもっとも近い場所にいることを知る八方塞と博士の娘・映子。そして、「我素」を追う彼らがオーストラリア・スエーン環礁で目にしたのは、波が巻き貝のように螺旋を描いた光景だった。「我素」は野外劇(ページェント)らしきものを通して、塞達に何を伝えようとしていたのか?やがて、東京湾に“人魚”に変態した「我素」が現れる。映子は“人魚”へのアクセスを試みるが……。謎が謎を呼ぶ近未来SF第2弾!!