あらすじ51歳の相沢は、カメラいじりが趣味の平凡なサラリーマン。よく利用する図書館で、ずっと探していたカメラ関係の本がないか、30代なかばの司書由紀恵にたずねた。蔵書にはないが、亡き夫がその本を所有していたので貸してくれるという。さっそく借り受け、自宅で読んでいたところ、由紀恵を撮影した写真が本にはさまっているのを発見する。写真のなかで眼鏡を外して微笑む彼女の美しさに魅了された相沢は、彼女を被写体にしたいと望んだ。とまどいながらも、モデルをつとめる彼女を撮影し続けるうちに、ふたりは……。