あらすじ隆文は焦燥しきっていた。店の経営に失敗してしまい、多額の借金を背負い、生きる望みを失っていたのだ。夜逃げ同然に隠れ住んでいる彼は、むかしつきあっていた彼女を自宅マンションに呼び、心中しようと考えていた。だが、彼女は姿を現さない……。いちるの望みをかけて待っていたところに、やっとドアチャイムが鳴った! しかし、ドアのむこうに立っていたのは、まったく別人の女性だった。けれども彼女がそこで告げた一言が、隆文の人生を大きく変えることになるのだった!!