美和子の自慢は、ツンと上向きのやわらかく張りつめた乳房だった。しかし、その乳房を愛撫してくれる夫の直一はすでにいない。34歳で後家となった美和子は、女ざかりの熟れた体を喪服の中で持て余していた。これから大事な法要だというのに、乳首が疼き、ショーツはぐっしょり濡れているのだ。直一との情事を回想してひとり遊びに耽っていたところ、突然、夫のいとこの拓造があらわれた。アルバムに写る幼いころの直一の話題で盛り上がっていると、突然唇を重ねられてしまう。好きでもない相手だったが、火照った体はやすやすと受け入れてしまい……。