優壱は、規模はまだ小さいけれど、社長が女性とあって、生き生きとしている新進企業にこの春、入社したばかり。しかし、優壱はミスを連発し、美人上司の瑛梨香に叱責されてばかりの日々だった。やる気をなくし、退職を考えるようになっていた優壱だったが、一人で残業をしていると突然、電話が鳴る。相手は瑛梨香で、優壱は食事に誘われることに。また小言かとうんざりする彼だったが、食事の後、目の前にいる美人上司は意外にも潤んだ目で媚びた視線を送ってくるではないか。もはやその姿はいつもの気の強い上司ではなく、欲情しきった一人の女だった……。