あらすじ東北出張の帰路の途中、温泉宿に泊まった日野鏡三は、露天風呂で天照大神の刺青を彫った男と出合う。その女神の背中には牡丹の花の紋様が彩られていた。あまりの美しさに魅了された鏡三は、そのモデルとなった女性を探す。ついに見つけた女性はその刺青を彫った彫り師の妻だった。彼女の背中の刺青が見たい……。その思いが頂点に達したとき、女性の腕を掴んでいた。無理矢理、服を脱がすと、そこに現れたのは……。新進気鋭の女流作家が魅せる被虐ロマン。