あらすじ全ての貴族は、色のついた『オーラ』を出せる──はずだった。レイジュは貴族として生まれたにもかかわらず、オーラが出せない人間 “色なし” だったのだ。色なしを理由に家族から苛烈な虐待を受けるレイジュ。ついに瀕死の状態になったレイジュだったが、目が覚めるとなぜか幽体離脱ができるようになっていた。幽体姿に備わる力は、“世界の創造主”と同じ黄金のオーラ。それは人を癒せる、世界で唯一の力でもあった。