あらすじ日本の労働者が抱える様々な問題に対して,ILO(国際労働機関)をどう活用しうるのか.非正規労働者の正規化,女性差別の撤廃,大量解雇の撤回,教員の地位の確保,労働者の安全衛生などについて,実際にILO条約を用いながら事態を動かしてきた著者が,数々の実践を紹介.日本が条約の定める国際労働基準を達成することを訴える.