あらすじ日本の近代化を推進した大隈重信(1838―1922)の回顧談から自伝的な記述を編集・収録.生い立ち,幕末佐賀藩における少壮時代,空理空論を排して「活学」を志向した青年期,新政府での活躍,征韓論政変,政界からの引退と復帰,東京専門学校と立憲改進党の創設などの回顧から,当時の混沌とした政情と,政策決定の裏面が浮かび上がる.