あらすじ脳医学の権威・広瀬医師の手術により、死刑になった凶悪犯の脳を移植された北十字良少年。手術を受け脳腫瘍は完治したが、その頃から、世の中の悪人を見ると小指が黒く変色してうずき、苦しめられた人々に代わってその無念を晴らしたい衝動に支配されるようになっていた。脳の提供者を知らない良は、広瀬医師は何かを隠しているのではと疑い始め…。そんな時、病院の広瀬の部屋に不気味な男が現われ、良の手術記録が盗まれてしまう。鮫のような容姿と手術痕を持つその男は、広瀬と良を殺そうと迫るが…!?