あらすじ聖徳太子は,偉人だったのか,ただの皇子だったのか.古代史研究の第一人者が,史料をもとに,丁寧にその実像に迫ります.手がかりは,法隆寺の釈迦三尊像に刻まれた銘文や,太子の自筆とされるお経の注釈書など.著者独自の視点で史料を読み解き,見えてきた姿とは? 教科書の丸暗記ではない,歴史学のおもしろさを味わおう.