あらすじ米外交は経済制裁,特にドル覇権を背景とする金融制裁を抜きには語れない.しかも北朝鮮やイランなどの敵対国やテロ集団にとどまらず,根拠法の「国外適用」により第三国の企業や個人も制裁の対象になり得る.なぜ経済制裁は多用されるのか.それは世界に,そして自国に何をもたらすのか.「米国第一主義」の内実を抉る渾身の一冊.