あらすじ幻覚や妄想が生じるが,病識の欠如のため本人はそれを認めない.青年期を中心に100人に1人近くが患うこの病気は,社会生活への影響が生涯にわたるのにあまり知られていない.経験ある精神科医が症状,経過,他の精神科の病気との違い,リスク因子,治療,歴史と社会制度などをわかりやすく解説する.