あらすじこの日本において,外国語とは何であったのだろうか.外国語を学ぶ意味――それは実用性に還元されるものではない.世界標準を構成する実利主義・功利主義,言語の背後に隠された暴力性と権力性を越え,他者との相互承認に向けた,真の意味での翻訳の可能性を考える.外国語を学ぶことで切り拓かれる新たな地平への誘い.