あらすじ「私にとっては寧ろ解釈することが創作する事の様にすら感じられる.」学者にして詩人,ともに比類ない業績をのこした折口信夫が生涯その中核においた歌.遥かに見透しまた限りなく近く,鋭敏な眼は三十一文字に沈潜し読みひらく.「叙景詩の発生」「女房文学から隠者文学へ」など様々な視角から論じた全13編を収録,注を付す.