あらすじ20世紀は難民の世紀であった.そもそも難民とはどのような存在であるのか,どのように発生してきたのか.難民というものを外部にいるのではなく,必然的に私たちの内側に抱え込まれている存在と考えるとき,国民国家の境界線を乗りこえてやってくる者たちに対し友愛や歓待は可能だろうか.グローバル化のなかで考察する.