あらすじ近代社会は身体/生命の周りに,あるいはこの概念を媒介としながら,どのような装置や戦略を組み立ててきたのか.その中で,我々は身体/生命をいかに語り,その像は社会編成のあり方とどのような関係を切り結んできたのか.フーコーが「生‐権力」と名指したものを,医療と社会のダイナミズムに依拠しながら明らかにする.