あらすじ異なる文化のあいだでの腰を据えた〈対話〉がますます求められる時代.そのためにはまず自文化の基礎的な知識を得る必要がある.本書では西田幾多郎の思想をヒントに,西行の「桜」,親鸞の「悪」など5つのキーワードから,日本文化の根底にあるものの見かた,美意識のありかたを素描.日本文化の一つの〈自画像〉を描く.