あらすじ「私は子どもたちの父親なのです.私だけがどうして」自分だけにさしのべられた救いの手を拒絶し,教え子たちとともに死の収容所トレブリンカ行きの貨車へ…….ポーランド系ユダヤ人で「子どもの権利条約の精神的な父」と言われる教育者コルチャック(一八七九‐一九四二)の壮絶な生涯を描き,その先駆的な人権思想を辿る.