あらすじ2017年秋の党大会で,折り返し点を迎える習近平政権.経済成長が鈍化し,共産党がその支配の正統性を問われるなか就任した習は,外交・内政で豪腕をふるい,党の「核心」と称揚される存在にのぼりつめた.だが,言論が統制され,ライバルも不在の一強体制には危うさも潜む.結党・建国百年に向け,習が見つめるものはなにか.