あらすじ岡潔(1901-78)は日本が生んだ世界的な数学者であり,心洗われるエッセイ集『春宵十話』の著者としても広く知られる.独創的な構想を生み,相次ぐ大発見に結実した人生と学問を,遺された研究ノートに追う.20世紀の数学に屹立する雄大なスケールの数学者の,秋霜烈日,孤高の思索の生涯を描く.