あらすじ多くの「職人」によって支えられている日本独自の魚食文化.漁師,産地の市場と消費地の市場の卸,仲買人,そして鮮魚店.長年培われてきたこのシステムが,いま大きく変貌している.日本各地の漁港を歩いてきた著者が,食と職の関係を再考し,「食べる人」への影響をも活写する.